「山の中でスマホ圏外でも、迷わず、安全に、快適に」。そのニーズに応えるのがAmazfitの最新タフネスモデル『Amazfit T-Rex 3 Pro』です。
ベゼル&ボタンにグレード5のチタン合金、ディスプレイにサファイアガラス。素材からして“違う”だけでなく、ウォッチ単体でルートを自動生成・ターンバイターン案内までしてくれるオフラインルートプランニングが最大の進化。さらに YAMAP/ヤマレコのGPX連携、デュアルバンド円偏波GPS、300ルクス級の高輝度フラッシュライト、10 ATM防水(45m潜水対応)、AI音声操作「Zepp Flow(GPT-4o統合)」まで搭載し、アウトドアの現場で“使える”実装がぎゅっと詰まっています。
まずは発売情報と価格から抑えておきましょう。
- 発売情報・価格・カラーバリエーション
- 結論:こんな人に刺さる
- 主要ハイライト(要点早見表)
- 最大の進化:オフライン“ルートプランニング”が、山行の自由度を劇的に上げる
- YAMAP/ヤマレコのGPXを取り込み、ルート×地図×ナビを一体化
- 測位の“通り”が違う:デュアルバンド円偏波GPS+6衛星
- プレミアム素材の説得力:Grade 5チタン × サファイアガラス
- 夜と水に強い“実戦装備”:300ルクス探索ライト/10 ATM・45m潜水
- 音声で完結する操作体験:Zepp Flow(GPT-4o統合)とFood Log
- スポーツモード×連携先:トレーニングの“出口”まで見据える
- バッテリー:700 mAh/3週間以上のロングドライブ
- 「Pro」の独自価値:T-Rex 3からの正統進化点(公表情報ベース)
- シーン別おすすめ設定(すぐ使える実践メモ)
- ブランドストーリーが背中を押す:写真家・石川直樹氏のアンバサダー就任
- 購入前に知っておきたいポイント(正直トーク)
- クイックFAQ
- まとめ:“道具として強い”GPSウォッチ、いよいよ完成形へ
発売情報・価格・カラーバリエーション
項目 | 内容 |
---|---|
製品名 | Amazfit T-Rex 3 Pro(アマズフィット ティーレックス スリー プロ) |
カラー | Tactical Black(タクティカルブラック)、Black Gold(ブラックゴールド) |
価格 | 59,900円(税込) |
予約開始 | 2025年9月5日(金) |
発売日 | Tactical Black:2025年9月12日(金) / Black Gold:2025年10月3日(金) |
結論:こんな人に刺さる
- 圏外の山域でもナビを完結させたい登山者/トレイルランナー
→ オフラインマップ+ウォッチ単体のルート自動生成&ターンバイターン案内が決め手。 - 耐久性・質感に妥協しないアウトドア派
→ チタン(Grade 5)×サファイアの組み合わせは、タフさと高級感の両立。 - 夜間行動・冬季山行・スキー場も攻める人
→ 300ルクス探索モード、赤色光、スキーマップ対応で“実戦的”。 - ログ管理と分析をシームレスにしたい人
→ YAMAP/ヤマレコ GPXやStrava / TrainingPeaks等と連携、Zepp Flowで音声操作も。
主要ハイライト(要点早見表)
カテゴリ | 内容 |
---|---|
ナビ機能 | オフラインルートプランニング(ウォッチ/アプリ両対応)、周辺スポット検索、ターンバイターン |
マップ | ベースマップ(OSM準拠)、コンターマップ(等高線)、スキーマップ(世界1万超ゲレンデ) |
測位 | デュアルバンド円偏波GPS+6衛星(GPS/GLONASS/Galileo/BeiDou/QZSS/NavIC) |
耐久 | MIL-STD-810Gの9項目準拠(低圧・高温・低温・熱衝撃・湿度・振動・衝撃・液体汚染・着氷性) |
素材 | チタン合金(Grade 5)ベゼル&ボタン、サファイアガラス、1.5型AMOLED(最大3,000 nits) |
ライト | 2色フラッシュライト(通常200ルクス/探索300ルクス)、赤色光、SOS点滅 |
防水 | 10 ATM、45 m潜水対応(自動潜水モード、潜水時間/最大深度/水温表示) |
通話/音声 | スピーカー&マイク内蔵、Bluetooth通話、Zepp Flow(GPT-4o連携) |
AI機能 | Food Log(食事記録):食事写真からカロリー/栄養素を自動分析 |
スポーツ | 180種以上、高度/気圧+リアルタイムナビ、累積標高やルートリターン |
連携 | Strava、adidas Running、komoot、Relive、TrainingPeaks(新対応)、Appleヘルスケア、Google Fit |
バッテリー | 700 mAh、3週間以上のロングライフ |
最大の進化:オフライン“ルートプランニング”が、山行の自由度を劇的に上げる
T-Rex 3 Proの核心はここ。従来の“オフラインマップが見られる”を超え、ウォッチ単体で以下が完結します。
- 周辺スポット検索:宿やコンビニ、登山口を圏外でもサクッと検索。
- 周回ルート自動作成:目標距離と進行方向を入力 → 最大3つの往復ルートを自動生成。
- ターンバイターン:要所要所で進むべき方向をリアルタイム案内。トレイルでもレースでも心強い。
ダウンロード可能な地図は3種類
マップ種別 | 使いどころ | 中身 | 参考リンク |
---|---|---|---|
ベースマップ | ラン/ウォーク、街~山麓の基本ルート確認 | 道路&基礎地形(OSM準拠) | OpenStreetMap |
コンターマップ | 登山/トレラン | 等高線つき地形図で尾根/谷の把握が容易 | - |
スキーマップ | スキー/スノボ/クロカン | 世界1万超ゲレンデのコース表示、近接で自動ロード | OpenSnowMap |
オフラインマップの導入手順:公式ガイド
https://www.amazfit.jp/blogs/upyourgame/offline-map
特にコンターマップは「スマホ地図アプリに近い使用感」で等高線をウォッチ上で確認可能。分岐の判断や尾根筋のトラバースなど、地形読解の精度が段違いです。
YAMAP/ヤマレコのGPXを取り込み、ルート×地図×ナビを一体化
Zeppアプリ経由でYAMAPやヤマレコのGPXをインポート → T-Rex 3 Proでリアルタイム表示+ターンバイターン案内まで。
事前計画のルートを忠実にトレースしつつ、地形と方角を即座に確認できるのは、単独行でもレースでも武器。
おすすめ運用
- 目的の山域のベース+コンターをダウンロード
- YAMAP/ヤマレコでルート作成→GPX出力→Zeppに取り込み
- 当日は周辺スポットで水場/避難小屋/下山口を確認
- 迷いそうな区間はターンバイターンをON
測位の“通り”が違う:デュアルバンド円偏波GPS+6衛星
単純なデュアルバンドではありません。「円偏波」アンテナテクノロジーにより、林道やビル街など反射・遮蔽が多い環境でも信号受信が安定。
さらに GPS/GLONASS/Galileo/BeiDou/QZSS/NavIC の6衛星に対応し、世界各地での高精度測位をサポート。尾根下りや谷の遡行など、これまで“ログが暴れがち”だったシーンでの信頼感が際立ちます。
プレミアム素材の説得力:Grade 5チタン × サファイアガラス
Grade 5(Ti-6Al-4V)は、チタン90%/アルミ6%/バナジウム4%。
鉄やステンレスの約60%の軽さで、鉄の約2倍の強度、海水環境でプラチナ級の耐食性――アウトドアの過酷用途に理にかなった選択です。
ディスプレイはサファイアガラス。最大3,000 nitsの1.5型AMOLEDと相まって、直射日光下でも視認性が良好。
特筆すべきは「あえて追加コーティングを施さない」設計。これにより
- 光学ロス最小化→本来の発色を維持
- モース硬度9の表面を活かし、コーティング層の擦り傷や白濁リスクを回避
- 長期使用での経年劣化が起こりにくい
というアウトドア合理性が効いています。反面、指紋は付きやすい場合がありますが、「柔らかい布で軽く拭う」だけでOK。メンテは簡単です。
夜と水に強い“実戦装備”:300ルクス探索ライト/10 ATM・45m潜水
- 2色フラッシュライト:通常200ルクス、探索モードは300ルクス。遠方の岩や路面の読みが捗ります。
赤色光は夜間の地図読みやテント作業で“仲間を眩惑しない”現場志向。SOS点滅は緊急時の存在示唆に。サイドキー長押しで瞬時起動も◎。 - 10 ATM/45m潜水:水中では自動で潜水モードに切替。潜水時間/最大深度/水温をリアルタイム表示し、スキューバやフリーダイビングのログ管理までスマートにこなします。
音声で完結する操作体験:Zepp Flow(GPT-4o統合)とFood Log
ウォッチにはスピーカー&マイクを内蔵。Bluetooth通話はもちろん、Zepp Flowが音声操作を受け持ちます。
OpenAI「GPT-4o」の統合により、自然言語でのやり取りが可能。たとえば…
- 「この後の登りに備えて、電池持ち重視に切り替えて」
- 「次の分岐を過ぎたら休憩のアラート入れて」
- 「スキー場に着いたらスキーマップを表示」
さらにZepp App Food Logでは、料理の写真を撮るだけでカロリーや栄養素を自動分析。日々のコンディショニングがぐっと楽になります。
※本製品・機能は医療機器ではありません。医療目的や精度を要する専門用途への利用は不可です。
スポーツモード×連携先:トレーニングの“出口”まで見据える
180種類以上のスポーツモードに、高度/気圧センサー、リアルタイムナビ、累積標高、ルートリターンなどアウトドアに効く指標が充実。
ワークアウトの出口(分析・共有)もケアされています。
連携カテゴリ | サービス |
---|---|
ラン系 | Strava、adidas Running(旧Runtastic)、komoot |
トレーニング系 | Relive、TrainingPeaks(新対応) |
健康プラットフォーム | Appleヘルスケア、Google Fit |
Zeppアプリと外部サービスを紐づければ、ワンタップで相互同期。普段使っているエコシステムにそのまま流し込めます。
バッテリー:700 mAh/3週間以上のロングドライブ
700 mAhの大容量で、“3週間以上”のスタミナ。
ナビ+ライト+通話+音声操作+高輝度ディスプレイという“電池食いがちな複合運用”でも、日々の充電ストレスを明確に軽減できる設計です。長期縦走や遠征の充電計画の自由度がぐっと上がります。
「Pro」の独自価値:T-Rex 3からの正統進化点(公表情報ベース)
項目 | T-Rex 3 Pro(本機) |
---|---|
ルート関連 | ウォッチ単体のオフラインルートプランニング/ターンバイターン/周辺スポット検索 |
素材 | チタン合金(Grade 5)ベゼル&ボタン、サファイアガラス |
マップ | ベース/コンター/スキーの3種オフライン地図に対応 |
測位 | デュアルバンド円偏波GPS+6衛星 |
安全機能 | 2色ライト(200/300ルクス)+赤色光+SOS |
音声/AI | Zepp Flow(GPT-4o統合)、Food Log(画像認識で栄養分析) |
バッテリー | 700 mAh/3週間以上 |
※T-Rex 3の機能を継承しつつ、素材とナビ、AI体験が大幅強化されたのがPro版の肝です。
シーン別おすすめ設定(すぐ使える実践メモ)
- アルプス縦走(圏外前提)
- 地図:ベース+コンターを山域一括DL
- ルート:GPXインポート+要所でターンバイターンON
- 省電力:日中は輝度自動、夜間は赤色光/探索時に300ルクス
- トレイルレース
- 目標距離で周回ルート自動生成(試走や直前セッション用)
- デュアルバンドGPS固定、ラップと高低差アラートを併用
- 雪山・ゲレンデ
- スキーマップDL→現地到着で自動ロード
- ホイッスル代替のSOS点滅を把握(緊急時の可視性確保)
- スキューバ/フリーダイビング
- 自動潜水モードの表示項目(時間/最大深度/水温)を確認
- ログ整理はZepp→連携サービスへ流すと後追い分析が楽
- 日常トレーニング
- Food Logで食事の栄養を可視化→TrainingPeaksに連携して周期管理
ブランドストーリーが背中を押す:写真家・石川直樹氏のアンバサダー就任
23歳で七大陸最高峰を最年少記録で制覇、2024年には日本人で2人目の8,000m峰全14座登頂。極限のフィールドを舞台に活動する写真家 石川直樹氏が、T-Rexシリーズのアンバサダーを務めています。
過酷な環境での撮影にT-Rex 3 Proを実戦投入し、堅牢性と機能性を実証中。単なるスペックの羅列ではなく、「現場で信頼される道具」であることを物語っています。
購入前に知っておきたいポイント(正直トーク)
- サファイアガラスは無コーティング設計
→ 指紋がつく場合あり。ただし柔らかい布で軽く拭えばOK。発色・耐傷・経年の利点は非常に大きい。 - 医療機器ではない
→ 健康データは日常的な運動管理の参考として活用。精密測定や医療判断には使用不可。 - 仕様・性能は予告なく変更の可能性
→ 最新情報はAmazfit公式で確認を。
クイックFAQ
Q. スマホと未接続でもナビできる?
A. 可能です。事前にオフラインマップをDLしておけば、Bluetooth未接続でもウォッチ単体でナビできます。
Q. YAMAP/ヤマレコのGPXはどう使う?
A. Zeppアプリ経由でインポート→T-Rex 3 Pro上でルート表示&ターンバイターン案内が利用できます。
Q. スキー場では自動で地図が出るの?
A. スキーマップをDL済みで、ゲレンデ近接時に地図ページが自動ロードされます(スノボ/ダブルスキー/XCをオン)。
Q. ダイビングで何が記録できる?
A. 水中で自動潜水モードに切替し、潜水時間/最大深度/水温をリアルタイム表示・記録します。
Q. バッテリーはどのくらい持つ?
A. 公表値で700 mAh/3週間以上。行動計画に余裕が生まれます。
まとめ:“道具として強い”GPSウォッチ、いよいよ完成形へ
Amazfit T-Rex 3 Proは、素材(チタン×サファイア)、ナビ(オフライン・ルート生成・ターンバイターン)、測位(円偏波×6衛星)、現場装備(高輝度ライト/赤色光/SOS)、水中(10 ATM・45m)、AI(GPT-4o統合のZepp Flow、Food Log)――すべてが“現場で効く”方向に揃った一台です。
価格は59,900円(税込)。この完成度でこのプライスなら、初めての本格GPSウォッチにも、買い替えの決定版にもなり得ます。
“地図を読む楽しさ”“道を外さない安心”“ギアとしての満足感”。
その全部を、腕の上に。
購入ガイド
カラーは Tactical Black(9/12発売) と Black Gold(10/3発売)。山行が控えているなら、まずは地図をDL→GPX取り込み→実地で一度使う。この体験が、T-Rex 3 Proの価値をいちばん雄弁に語ってくれます。
免責・注記
- 本製品は医療機器ではありません。提供データは日常的な運動管理の参考用途に限られます。医療行為・精密業務用途には使用しないでください。
- 記載の仕様・性能・外観は予告なく変更される場合があります。最新情報はAmazfit公式をご確認ください。
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