防災のミカタ【防災リュック45点セット】を徹底レビュー!口コミ・評判は?

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地震や台風などの自然災害がいつ起こるかわからない日本。いざという時のために防災グッズを揃えておきたいけれど、「何を準備すればいいのかわからない」「市販の防災セットは本当に使えるの?」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

今回は、防災士監修で話題の「防災のミカタ 防災リュック45点セット」を実際に購入してレビューしました。価格は13,900円と決して安くはありませんが、果たしてその価値はあるのでしょうか?

防災のミカタ防災リュックの基本情報

項目詳細
商品名防災のミカタ 防災グッズ 防災セット 防災リュック 1人用 45点
価格13,900円(税込)
対象人数1人用
セット内容45点
監修防災士監修
賞味期限製造より5年間(出荷時4年以上保証)
カラーレッド、ブラック、ターコイズなど

セット内容一覧表

防災のミカタ防災リュックには以下の45点が含まれています。

カテゴリ商品名評価
バッグ多機能リュック★★★★☆
照明・電源ランタン★★★★★
ラジオライト★★★★☆
乾電池式モバイル充電器★★★★★
単三乾電池★★★★☆
単四乾電池★★★★☆
衛生用品歯ブラシセット★★★☆☆
個包装マスク★★★★★
からだ拭きシート★★★★☆
寝具・防寒エアーベッド★★★★★
4層アルミシート★★★★☆
カイロ★★★☆☆
暑さ対策クールタオル★★★★☆
医療・安全絆創膏★★★☆☆
軍手★★★★☆
防水・雨具レインコート★★★☆☆
トイレ関連非常用トイレ★★★★☆
水・給水給水袋★★★★☆
5年保存水★★★★★
食料アルファ米(梅じゃこご飯)★★★★☆
アルファ米(五目ご飯)★★★★☆
アルファ米(わかめご飯)★★★★☆
非常用スイーツ★★★☆☆
情報・書類防災ハンドブック★★★★☆
内容物一覧チェックシート★★★★★

実際に使ってみた感想とメリット・デメリット

メリット

1. 防災士監修による信頼性
300点もの防災グッズを実際に試して厳選されているだけあって、本当に必要なものが揃っています。特に感染症対策としてマスクが個包装で入っているのは現代的で評価できます。

2. すぐに使える乾電池式充電器
手回しやソーラー式ではなく、乾電池式の充電器を採用している点が秀逸。災害時に体力を消耗することなく、すぐにスマートフォンを充電できます。

3. 季節を問わない対策
カイロ(寒さ対策)とクールタオル(暑さ対策)の両方が入っており、いつ災害が起きても対応できます。

4. エアーベッドの存在感
避難所の固い床でも快適に過ごせるエアーベッドは、他の防災セットにはあまり見られない配慮です。

デメリット

1. やや重量が気になる
45点セットということもあり、実際に背負うと少し重めです。女性や高齢者には負担が大きいかもしれません。

2. 充電ケーブルが別売り
モバイル充電器にUSB-Cケーブルが付属していないため、自分で用意する必要があります。

3. 医療用品が最低限
絆創膏のみで、消毒液や痛み止めなどの薬品類は含まれていません。

購入者の声

評価ポイント購入者コメント
安心感「備えて安心感がある」「必要な物だけが入っていて安心」
内容の充実度「災害時に必要最低限の物が含まれている」「入っていて欲しい物は、だいたい入ってました」
南海トラフ対策「南海トラフに備える準備として適している」
カスタマイズ性「家族の必要をプラスすればいざという時に安心」
重量への懸念「少し重たいので、違うリックに分散させるといいかも」

他社製品との比較表

項目防災のミカタA社防災セットB社防災セット
価格13,900円9,800円15,800円
セット点数45点30点50点
防災士監修×
感染症対策×
エアーベッド××
乾電池式充電器××
賞味期限5年3年5年

どんな人におすすめ?

おすすめする人

  • 防災初心者で何を揃えればいいかわからない人
  • 質の高い防災グッズを一度に揃えたい人
  • 感染症対策も重視したい人
  • 南海トラフ地震など大規模災害に備えたい人

おすすめしない人

  • 予算を1万円以下に抑えたい人
  • 軽量性を最重視する人
  • 既に防災グッズを個別に揃えている人

総合評価とまとめ

評価項目点数コメント
内容の充実度4.5/5防災士監修で必要なものが厳選されている
コストパフォーマンス4.0/5価格に見合った内容だが、やや高価
使いやすさ4.0/5乾電池式充電器など実用性が高い
携帯性3.0/5重量があるため持ち運びに難あり
信頼性4.5/5防災士監修で安心感がある
総合評価4.0/5初心者におすすめの高品質防災セット

防災のミカタ防災リュックは、13,900円という価格に見合った高品質な防災セットです。特に防災グッズ選びに迷っている初心者の方や、感染症対策も含めた現代的な防災対策をしたい方には強くおすすめできます。

ただし、やや重量がある点は注意が必要。家族で使用する場合は、内容を複数のバッグに分散させるなどの工夫をするとよいでしょう。

災害はいつ起こるかわかりません。「備えあれば憂いなし」の言葉通り、今のうちにしっかりとした防災グッズを揃えておくことをおすすめします。

よくある質問(FAQ)

Q: なぜリュックに詰めずに送られてくるの?
A: 自分でアイテムを収納することで、どこに何があるかを把握でき、パッケージを外してスペースを確保できるためです。

Q: 充電器がソーラーや手回しタイプでないのはなぜ?
A: 女性やお子様でも労力を使わずにすぐに充電を開始できる乾電池式を採用しているためです。

Q: 懐中電灯は入っていない?
A: ランタンの底が懐中電灯になっており、充電器やラジオにも簡易ライト機能が付いています。

実際の災害シーンを想定した使用レビュー

防災グッズは「持っているだけ」では意味がありません。実際の災害時にどう使えるかが重要です。そこで、様々な災害シーンを想定して防災のミカタの各アイテムを検証してみました。

シーン1:大地震発生直後(停電・断水状態)

状況設定: 夜間に大地震が発生。電気・水道が止まり、携帯電話の電池も残り少ない状況。

使用アイテム使用感評価
ランタン底面が懐中電灯になっており、避難時の移動と避難所での照明の両方に対応。明るさも十分★★★★★
乾電池式充電器単三電池4本でスマートフォンを約1回フル充電可能。すぐに使えるのが◎★★★★★
ラジオライト災害情報の収集に必須。AM/FM両対応で感度も良好★★★★☆
5年保存水常温で飲みやすく、災害時の水分補給に安心感★★★★★

検証結果: 停電・断水という最悪の状況でも、基本的な照明・情報収集・通信手段は確保できました。特に乾電池式充電器の即効性は高く評価できます。

シーン2:避難所での生活(3日間想定)

状況設定: 体育館などの避難所で3日間過ごすことを想定。プライバシーが少なく、固い床での睡眠が必要。

使用アイテム使用感評価
エアーベッド膨らませるのに5分程度。床の固さを感じずに睡眠できる画期的アイテム★★★★★
4層アルミシート保温効果は高いが、音がするため避難所では周囲への配慮が必要★★★☆☆
個包装マスク避難所の密環境で感染症対策として必須。個包装で衛生的★★★★★
からだ拭きシートお風呂に入れない状況で体を清潔に保てる。大判サイズで使いやすい★★★★☆
非常用トイレ避難所のトイレが使えない時の備えとして心強い★★★★☆

検証結果: 避難所生活で最も重要な「睡眠の質」を確保できるエアーベッドの存在は大きいです。感染症対策グッズも現代の避難所生活には必須でしょう。

シーン3:自宅避難(ライフライン復旧まで1週間)

状況設定: 建物に被害はないが、電気・水道・ガスが止まった状態で自宅で避難生活。

使用アイテム使用感評価
アルファ米3種類お湯または水で戻せるため、カセットコンロがあれば温かいご飯が食べられる★★★★☆
非常用スイーツ精神的な癒しとして重要。甘いものがあるだけで気持ちが楽になる★★★★☆
給水袋給水車からの水の運搬に便利。折りたたみ式で普段は場所を取らない★★★★☆
カイロ冬場の暖房代替として貴重。ただし使い捨てなので数に限りがある★★★☆☆

検証結果: 自宅避難では食料の確保が重要。3食分のアルファ米だけでは不足するため、別途備蓄が必要です。

防災のミカタを最大限活用するための追加購入推奨アイテム

防災のミカタは基本的な防災グッズは網羅していますが、より安心できる防災対策のために追加で購入することをおすすめするアイテムをご紹介します。

必須追加アイテム

カテゴリ推奨商品理由予算目安
充電ケーブルUSB-C to Lightning/USB-C充電器に付属していないため1,000円
予備電池単三・単四アルカリ電池各8本充電器とラジオの長期使用のため1,500円
常備薬痛み止め・胃薬・絆創膏追加医療用品が最低限のため2,000円
追加食料アルファ米・缶詰・乾パン3日分では不足する可能性3,000円
追加保存水2L×6本(1人1日3L×2日分)セット内の水だけでは不足1,000円

あると便利な追加アイテム

カテゴリ推奨商品理由予算目安
調理器具カセットコンロ・鍋・食器温かい食事のため5,000円
衛生用品トイレットペーパー・生理用品長期避難に必要2,000円
防寒具毛布・防寒着カイロだけでは冬場不安3,000円
工具類多機能ツール・ロープ災害時の作業用2,000円

家族構成別カスタマイズ提案

防災のミカタは1人用ですが、家族構成に応じてカスタマイズすることで、より実用的な防災対策が可能です。

夫婦2人世帯の場合

基本方針: 防災のミカタ1セット+追加購入で2人分をカバー

  • 追加購入推奨品:
  • アルファ米 6食分(3日×2人分)
  • 保存水 12L(1日3L×2人×2日分)
  • 個包装マスク 20枚
  • からだ拭きシート 2パック

予算: 防災のミカタ13,900円 + 追加購入約5,000円 = 計18,900円

子育て世帯(4人家族)の場合

基本方針: 防災のミカタ2セット購入を推奨

  • 子供用追加購入推奨品:
  • 子供用マスク・手袋
  • 離乳食・粉ミルク(該当年齢の場合)
  • おむつ・お尻拭き(該当年齢の場合)
  • 子供用着替え
  • おもちゃ・絵本(精神的ケア用)

予算: 防災のミカタ27,800円 + 子供用追加購入約8,000円 = 計35,800円

高齢者世帯の場合

基本方針: 軽量化を重視したカスタマイズ

  • 軽量化の工夫:
  • 内容物を2つのバッグに分散
  • 使用頻度の低いアイテムは別保管
  • キャスター付きバッグへの移し替え検討
  • 高齢者向け追加購入推奨品:
  • 常用薬の予備
  • 老眼鏡の予備
  • 杖やシルバーカー
  • 温かい下着

年2回の点検・メンテナンス方法

防災グッズは購入して終わりではありません。定期的な点検とメンテナンスが重要です。

春の点検(3月)

点検項目チェック内容交換・補充の目安
電池類液漏れや腐食の確認2年ごとに交換
食料品賞味期限の確認期限6ヶ月前に入れ替え
保存水容器の変形・汚れ確認期限6ヶ月前に入れ替え
薬品類使用期限の確認期限3ヶ月前に入れ替え
衣類虫食いやカビの確認汚れや損傷があれば交換

秋の点検(9月)

点検項目チェック内容交換・補充の目安
機器類動作確認(ラジオ・ランタン等)故障時は即座に交換
リュックファスナーや肩紐の確認破損があれば修理・交換
季節用品カイロ・クールタオルの状態確認1年ごとに新品と交換
家族情報連絡先リストの更新変更があれば即座に更新

防災のミカタ購入後の活用術

家族での防災訓練

月1回の防災訓練メニュー:

  1. リュックを背負って避難経路確認(所要時間:20分)
  • 実際にリュックを背負い、重さを体感
  • 最寄りの避難所までの経路と時間を確認
  1. 停電を想定した夜間訓練(所要時間:30分)
  • ランタンのみで夕食準備
  • アルファ米の調理体験
  1. 情報収集訓練(所要時間:15分)
  • ラジオでの災害情報収集
  • 携帯電話の緊急速報の確認方法

地域コミュニティとの連携

防災のミカタを持っていることを近所の方に知らせ、災害時の相互扶助体制を築くことも重要です。

地域連携のポイント:

  • 自治会の防災訓練への参加
  • 近隣住民との情報共有
  • 災害時の役割分担の確認
  • 高齢者や障害者世帯への支援体制

まとめ:防災のミカタで始める本格防災対策

防災のミカタ防災リュック45点セットは、防災初心者から上級者まで満足できる高品質な防災セットです。13,900円という価格は決して安くありませんが、防災士監修による厳選されたアイテムと、現代の災害事情に対応した内容を考えれば、十分に価値のある投資と言えるでしょう。

最終評価:4.2/5点

特に以下のような方には強くおすすめします。

  • 防災対策を始めたいが、何から準備すればいいかわからない方
  • 質の高い防災グッズを一括で揃えたい方
  • 感染症対策も含めた現代的な防災対策をしたい方
  • 南海トラフ地震などの大規模災害に備えたい方

ただし、購入後は定期的な点検・メンテナンスと、実際の使用を想定した訓練を忘れずに行ってください。防災グッズは「備えるだけ」では意味がありません。いざという時に確実に使えるよう、日頃からの準備と訓練が何より重要です。

災害はいつ起こるかわかりません。「今は大丈夫」と思わず、今のうちにしっかりとした防災対策を始めることをおすすめします。防災のミカタが、あなたとあなたの大切な人を守る第一歩となることを願っています。


この記事は2025年6月時点の情報に基づいています。商品の仕様や価格は変更される場合がありますので、購入前に最新情報をご確認ください。また、災害時の対応については、お住まいの自治体の防災情報も併せてご確認ください。

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