EarFun Air Pro 4i レビュー|ノイズを消して「純粋な音」だけを聴く。買うべき理由を深掘り

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まず結論を短く。EarFun Air Pro 4i は「価格以上の音」と「雑音を忘れられる静寂」を両立したイヤホンです。7,990円という価格帯でハイレゾ認定+LDAC対応、最大−50dBクラスのハイブリッドANC、11mmのチタンコーティング複合振動板、3Dサウンド、さらにマルチポイントやワイヤレス充電まで備えています。使ってみると「これで十分」という感覚が強く、コスパ重視で高音質やノイズキャンセルを求める人には強く推せます。

以下、音質・ノイズキャンセリング・通話・装着感・バッテリー・アプリ連携・実用シーン別の評価を深掘りし、購入前に知っておきたい“本質”を丁寧に伝えます。


製品の概要

  • 価格:¥7,990(税込)
  • ドライバー:11mm チタンコーティング複合振動板
  • コーデック:SBC / AAC / LDAC(ハイレゾ無線再生)
  • ノイズキャンセリング:QuietSmart™ 3.0(ハイブリッドANC、最大−50dB)
  • 接続:Bluetooth 5.4、Google Fast Pair対応、マルチポイント(2台同時接続)
  • 通話:左右それぞれ3基=合計6基のマイク、AI ENC+cVc対応
  • バッテリー:イヤホン最大9.5時間(ANCオフ時)、ANCオンで6.5時間、ケース込み最大40時間
  • 防水:IP55
  • その他:3Dサウンド、ゲームモード(≈50ms以下)、ワイヤレス充電、急速充電(10分で約2時間再生)、EarFun Audioアプリ対応

音質 — 「高解像度+迫力」が同居する驚き


EarFun Air Pro 4i の音は、最初に感じるのは“抜けの良さ”です。11mmのチタンコーティング複合振動板は剛性が高く、低音の力感と高音の伸びを同時に支えます。LDAC対応で情報量が確保されるため、ボーカルの微かなニュアンス(息づかい、リバーブの余韻)やアコースティック楽器の輪郭が想像以上に明瞭に聴こえます。

低音はただ重いだけでなく “芯” がある。EDMやヒップホップでのキックはタイトで、ポップやロックのベースラインも存在感を失わない。高音はシャープで金属的な煌めきがあり、シンバルや弦の粒立ちは自然。3Dサウンドをオンにすると音場が立ち上がり、定位感が向上。映画やライブ映像での没入感は価格帯を超えます。

要点:ハイレゾ再生を体感できる設計で、音楽ジャンルに幅広く対応。細部と低域の両立が強み。


ノイズキャンセリング(ANC) — 「深い静けさ」が得られる


EarFun独自のQuietSmart™ 3.0ハイブリッドANCは、外側マイクで高周波、内側マイクで低周波を検知して打ち消す設計。実用上、電車や飛行機の低周波ノイズ、エアコンや室外機のうなりを強力に抑え、周囲の雑音に邪魔されず音楽に没入できます。公称−50dBは数値に惑わされがちですが、体感的には「長距離移動やカフェでの集中には十分すぎる」効きです。

ANCを強めにして外音取り込みを切ると、周囲の会話はかなり遠ざかり、自分の再生音がよりクッキリ。逆に外音取り込みモードは自然で、不自然な機械音が少なく、会話やアナウンスの聞き取りも容易です。

要点:通勤・出張・集中作業で真価を発揮するANC。低周波ノイズの抑制が特に優秀。


通話性能 — AIで声だけを拾う


左右それぞれ3基のマイク+AI ENCとcVcノイズ除去により、屋外やカフェの雑音がある場面でも通話内容がクリアに届きます。相手側の評価として「こもりがちではない」「声が遠くならない」という声が期待できます。テレワークや移動中の通話需要が高い人には安心感のある設計です。


装着感・イヤーピース — 快適さが音にも効く


新開発の二重硬度イヤーピースは、軸が硬めで耳に安定して固定、傘部分が柔らかくフィットすることで、低音漏れを防ぎつつ長時間装着でも疲れにくいという実用性を両立。ポジショニングが安定すると密閉度が上がり、ANC効果や低音の再現性が向上します。スポーツや通勤でも外れにくく、IP55の防水性能で軽い汗や雨にも耐えます。


バッテリーと充電 — 一日の外出は余裕

  • イヤホン単体(ANCオフ):最大9.5時間
  • イヤホン単体(ANCオン):最大6.5時間
  • ケース込み:最大40時間
  • 10分充電で約2時間再生という急速充電も利便性大。ワイヤレス充電対応なのも便利ポイント。出張や長時間の外出で「電池切れが怖い」状況をかなり軽減します。

アプリ連携とカスタマイズ


EarFun Audioアプリでイコライザ調整や3Dサウンドのオン/オフ、タッチ操作のカスタム、ノイズキャンセルのモード切替などが可能。自分の聴き方に合わせて細かく調整できる点は、長く使うほど恩恵を感じる部分です。


機能まとめ

  • LDACでワイヤレスハイレゾ体験可能
  • QuietSmart™ 3.0で実用的なANC(低周波に強い)
  • 11mmチタン振動板で厚みある低音+シャープな高音
  • 6基マイク+AIで通話クリア
  • マルチポイントで2台接続、Google Fast Pair対応
  • IP55でスポーツでも安心
  • ワイヤレス充電・急速充電対応

前モデルとの比較

項目EarFun Air Pro 4iEarFun Air Pro 4
ドライバー11mm チタンコーティング複合10mm ダイナミック
LDAC/ハイレゾ対応対応
ANCQuietSmart™ 3.0(-50dB)QuietSmart™ 3.0(-50dB)
再生時間(ANC ON時)本体6.5h / ケース40h本体7.5h / ケース52h
防水IP55IPX5
自動装着検出非対応対応
価格(参考)¥7,990¥9,990

Air Pro 4i はドライバーの大型化(11mm)とチタンコーティングによる音質寄与を重視しつつ、価格を下げてコストパフォーマンスを高めたモデル。ANCやLDACなど基幹機能は維持したまま、実用性に振ったアップデートが魅力です。前モデルに比べケース容量や再生時間は短めですが、多くのユーザーにとって“十分”な持続時間です。


誰におすすめか?(ペルソナ別)

  • 通勤・出張で周囲の雑音に邪魔されたくないビジネスパーソン
  • ハイレゾ対応でワイヤレス音質にこだわりたい音楽好き(コスパ重視)
  • ゲームでも遅延を気にせず遊びたいカジュアルゲーマー(50ms以下)
  • ランニングやジムでも使いたい人(IP55の防水と安定した装着)
  • 2台のデバイス(PC+スマホ)を切り替えて使う人(マルチポイント)

短所・注意点(正直に)

  • ANCオン時のイヤホン単体再生時間が一部競合より短め(6.5時間)
  • 自動装着検出は非対応(※Air Pro 4は対応)なので、耳から外しての一時停止を期待する人は注意
  • プロ仕様の音を完全に望むオーディオマニアにはさらなる上位機種が必要かもしれない

価格観点(コストパフォーマンス)



7,990円でLDAC+ハイレゾ認証、強力なANC、ワイヤレス充電、マルチポイントを手に入れられる点は非常に魅力的。音質・機能・携帯性を総合した“費用対効果”は高く、初めてのワイヤレスハイレゾ体験や、買い替え需要に最適です。


EarFun Air Pro 4i を使うと生活はどう変わる?シーン別リアル体験描写

朝の通勤電車

混み合う車内。ガタンゴトンという低周波音、隣の人の会話、アナウンス、スマホから漏れるシャカシャカ音…。普段ならストレスでしかない環境が、EarFun Air Pro 4iを耳に装着した瞬間に“スッ”と引いていきます。QuietSmart™ 3.0 ANCが効き、低周波ノイズは深く沈み込む。残るのは自分が選んだ音楽だけ。たとえ朝から疲れ気味でも、好きな曲に没入できることで気持ちがリセットされる感覚が得られます。

カフェでの作業

外で仕事をするとき、周囲の雑音やBGMは集中の妨げになります。Air Pro 4iなら外音を遮断しつつ、クラシックやジャズをLDACで再生すれば、まるで自宅のリスニングルームで作業しているかのような感覚に。音の粒立ちが立体的なので、ただの“作業用BGM”が一段階上の豊かな体験に変わります。結果として集中力が高まり、1時間で片付くタスクが30分で終わることも。イヤホンはただの娯楽道具ではなく、生産性を高める武器にもなるのです。

出張・旅行

飛行機のエンジン音は低周波が多く、人によっては強いストレスの原因になります。EarFun Air Pro 4iのANCは特にこの領域に強いため、飛行時間が驚くほど快適になります。映画を観ても、セリフが雑音に埋もれずクリア。さらに最大40時間再生のバッテリーがあるので、海外出張でも安心。荷物の中で場所を取らない正方形に近いケースは、ビジネストラベラーのポケットに収まりやすいのも利点です。

ワークアウト・ランニング

IP55防水は、スポーツユースには欠かせない性能。ジムで汗をかいても安心、突然の小雨にも耐えられます。耳から外れにくい二重硬度イヤーピースは運動中でも安定感があり、音楽が途切れることがないのでテンションをキープできます。EDMやロックを流せば、低音が鼓膜を震わせ、自然と体がリズムに乗る。音楽がモチベーションを支えることを改めて実感できます。

ゲーム・動画視聴

50ms以下の低遅延モードは、FPSや音ゲーで特に効果を発揮。映像と音がズレないので、没入感が維持されます。スマホゲームからPCゲームまで幅広く対応できるので、カジュアルゲーマーにとっては心強い相棒となるでしょう。


読者の疑問に答えるQ&A

Q1. 音質は本当にハイレゾ級?
A. LDAC対応なので、ハイレゾ音源を96kHz/24bitで伝送可能。もちろん元の音源や再生機器に依存しますが、SpotifyやApple Musicの高音質設定でも違いを体感できます。

Q2. ノイズキャンセリングはBOSEやSONYに勝てる?
A. 絶対的な強さではSONYやBOSEに軍配が上がりますが、価格を考えると十分以上。低周波ノイズの除去力はこの価格帯ではトップクラスです。

Q3. 自動装着検出がないのは不便?
A. 確かに耳から外すと自動停止する機能は便利ですが、操作でカバーできます。コストパフォーマンスを優先するなら大きなデメリットではありません。

Q4. 長時間つけると耳が痛くならない?
A. 新開発イヤーピースは柔軟性が高く、長時間でも疲れにくい構造。実際に使った人からも「フィット感が良い」との声が多いです。


「価格以上の価値」を感じる瞬間

EarFun Air Pro 4iを使っていると、ふとした瞬間に「これで8,000円以下なのか…」と驚かされます。

  • 音楽のディテールを聴き取ったとき
  • 電車の騒音が消えて静寂が訪れたとき
  • 通話相手から「声がクリア」と言われたとき
  • ワイヤレス充電で手間が減ったとき

こうした小さな“気づき”の積み重ねが、イヤホンを「ただの小物」から「生活の質を上げる相棒」に変えていきます。


総合まとめ

EarFun Air Pro 4i は、

  • 音質:11mmチタンドライバー+LDACでハイレゾ級の表現力
  • ANC:QuietSmart™ 3.0で電車・飛行機でも快適
  • 通話:6マイク+AIでクリアな声を届ける
  • 快適性:二重硬度イヤーピース+IP55でスポーツも安心
  • バッテリー:最大40時間+急速充電+ワイヤレス充電
  • 機能性:Google Fast Pair、マルチポイント、ゲームモード対応

これらを ¥7,990(税込) で手に入れられるのは、やはり破格といえます。

「雑音を消し、音楽そのものを楽しみたい」
「ワイヤレスでも妥協せず、高音質を求めたい」
「仕事もプライベートも一本で済ませたい」

そんな人にこそ、EarFun Air Pro 4i は強くおすすめできる一台です。


最終評価


EarFun Air Pro 4i は、「静けさ」と「音の情報量」を両立した現実的な高コスパモデルです。ハイレゾ再生をワイヤレスで体感したい人、ノイズキャンセリングで集中時間を増やしたい人、通話の品質も重視したいビジネスパーソン、そして手頃な価格で全部入りに近い機能を求める人に強くおすすめできます。弱点はバッテリーの持ちや自動装着検出の有無など部分的ですが、総合力は価格を考えると非常に高いです。

「静けさ」があると音楽の表情はぐっと増します。EarFun Air Pro 4i は、雑音を消して“音楽そのもの”を楽しみたい人に寄り添うイヤホンです。


気に入ったら試聴をおすすめしますが、まずはこのスペックと価格感を比べてみてください。試聴できる環境があれば、ハイレゾ音源でLDACと3Dサウンドの違いを確かめてみると、このイヤホンの実力をよりはっきり体感できます。購入後のカスタムEQ設定で自分好みの音に追い込むのも楽しいですよ。

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