ソニー「BRAVIA Theatre Bar 9 (HT-A9000)」「BRAVIA Theatre Bar 8 (HT-A8000)」が登場。価格、サイズ、性能を解説

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ソニー(SONNY)は、映画やライブ配信のネット動画の視聴体験を一新するために、2024年に新たなサウンドバー、「HT-A9000」と「HT-A8000」を発表しました。

これらのモデルは、ソニーの革新的な音響技術「360 Spatial Sound Mapping」を搭載し、圧倒的な立体音響体験を提供します。

HT-A9000とHT-A8000は、それぞれ「BRAVIA Theatre Bar 9」および「BRAVIA Theatre Bar 8」というブランド名でも展開され、ホームシアターシステム「HT-A9M2」も「BRAVIA Theatre Quad」としてシリーズに加わります。

「HT-A9000」と「HT-A8000」の特徴

HT-A9000はソニーのサウンドバーラインナップにおけるフラッグシップモデルで、13基のスピーカーユニットを搭載し、総出力585Wを誇ります。

一方、HT-A8000は11基のスピーカーユニットを搭載し、総出力495Wを提供します。両モデルとも一本バータイプで、別体のワイヤレスサブウーファーは付属しませんが、これだけで高度な立体音響を実現することが可能です。

2021年に発売された「HT-A7000」と「HT-A5000」の後継機として位置づけられており、進化した技術を搭載しています。

360 Spatial Sound Mapping技術

「360 Spatial Sound Mapping」は、ソニー独自の立体音響技術で、3つのリアルスピーカーからの音の波面合成により複数のファントムスピーカーを生成します。

この技術により、映画館のような広大な音場を家庭内で実現することができます。専用アプリを使用して天井や側壁までの距離を計測し、その情報を元に最適化された音場を作り出します。このようにして、リビング全体が音で満たされるような360度の立体音響体験が可能になります。

さらに、別売りの専用リアスピーカーを組み合わせることで、後方にもリアルおよびファントムスピーカーの音源を配置することができ、コンテンツに完全に没入できる圧倒的な臨場感を提供します。

新開発のスピーカー構成

新しいスピーカー構成により、HT-A9000とHT-A8000は音の明瞭感とサラウンド感が一層進化しました。フロントおよびセンタースピーカーにはトゥイーターとウーファーからなる2ウェイスピーカーを採用し、高音質を実現すると同時に、筐体の小型化も達成しました。

また、サイドスピーカーとオーバーヘッドサウンドを実現するイネーブルドスピーカーも搭載しており、より広がりのある立体音響を楽しむことができます。

進化した自動音場最適化機能

専用アプリ「BRAVIA Connect」を通じてサウンドフィールド最適化を行うことで、天井や壁までの距離を自動で計測し、理想的な音響特性に調整することができます。

視聴位置に応じた測定と最適化も簡単に行え、家庭の視聴環境に最適な音響でコンテンツを楽しむことができます。

オプションのリアスピーカーやサブウーファーを追加した場合、それらのスピーカーの距離も自動で計測し、全体の音場を最適化します。これにより、すべてのスピーカーが無線接続された状態で、最高の音響体験を提供します。

アコースティックセンターシンク機能

「アコースティックセンターシンク」は、対応するBRAVIAテレビをセンタースピーカーとして使用できる機能です。これにより、テレビからも音が出るため、定位感が向上し、よりリアルな音場を体験することができます。

対応モデルについては、ブラビアの公式商品ページで詳細が確認できます。

まとめ

ソニーの「BRAVIA Theatre Bar 9(HT-A9000)」および「BRAVIA Theatre Bar 8(HT-A8000)」は、映画や音楽、ライブ配信などのエンターテインメントを楽しむための理想的なサウンドバーです。

革新的な音響技術と進化したスピーカー構成により、家庭での視聴体験を劇的に向上させます。HT-A9000とHT-A8000は、どちらもサウンドバーの新たな標準を打ち立てる製品と言えるでしょう。

参考文献

ソニー公式

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