不動産クラウドファンディング「まにわく」レビュー｜手軽な不動産投資｜口コミ・評判は？

不動産投資は資産形成や収益獲得の手段として注目されていますが、高額な初期費用や維持管理の煩雑さがハードルとなることが多いです。そんな中で注目を集めているのが、「まにわく」という不動産小口化商品です。まずは無料の会員登録を行い、少額からスタートしてみましょう！

この記事では、「まにわく」の仕組みやメリット、リスクを詳しく解説し、その魅力をレビューします。※投資は自己責任で行いましょう。

1. 「まにわく」とは何か？

「まにわく」は、不動産特定共同事業に基づく不動産小口化商品で、株式会社新日本コンサルティングが運営しています。この商品では、物件を細分化して1口10万円から投資できる形をとり、不動産の収益を出資者に分配します。以下はその仕組みを図表にまとめたものです。

「まにわく」は、優先劣後構造を採用しています。このシステムでは、投資家が優先出資者として利益を受け取り、損失が発生した場合も運営会社が劣後出資者としてリスクを負担するため、投資家の元本が守られる仕組みです。

「まにわく」の最も大きなメリットは、10万円という低額から不動産投資を始められる点です。従来の不動産投資では、数百万円～数千万円の初期費用が必要でしたが、「まにわく」はこのハードルを大幅に下げ、多くの人にとって手の届きやすい選択肢となっています。

予定分配率は年率3%～10%と高水準で設定されており、定期預金や国債などの従来型の低リスク投資商品を大きく上回ります。たとえば、100万円を投資した場合、年7%の利回りで7万円の分配金が得られる計算です（税引前）。

投資額	年利回り（定期預金）	年利回り（まにわく）	利益差額
100万円	0.02%（200円）	7%（7万円）	+6万9800円

通常の不動産投資では、賃貸管理や修繕費の手配が必要ですが、「まにわく」では運営会社がこれらの作業をすべて代行します。そのため、忙しい個人投資家でも安心して取り組むことができます。

不動産投資全般に共通する特徴として、株式投資や為替取引よりも景気変動の影響を受けにくいという点が挙げられます。「まにわく」も同様で、長期的な安定収益を目指すことができます。

投資商品である以上、「まにわく」にもリスクは存在します。主なリスク要因を以下に示します。

リスク要因	詳細
途中換金が難しい	一度投資すると運用期間が終了するまで原則として資金を引き出すことができません。短期的な流動性が必要な資金には向きません。
不動産価格の変動リスク	不動産市場の価格変動や家賃収入の減少が発生した場合、分配金が減少する可能性があります。
災害リスク	地震や火災などの天災によって物件が損害を受けるリスクがあります。ただし、火災保険などの加入によりリスク軽減が図られています。
税金の影響	分配金には20.42%の税金が源泉徴収されます。また、所得税の申告が必要な場合もあるため、税務上の注意が求められます。
相続税対策には非対応	通常の不動産投資に比べ、相続税対策としての効果は薄い点に留意が必要です。

「まにわく」を利用することで、どのように資産を運用できるのか、具体例を見てみましょう。

30歳の会社員Aさんが、手元にある30万円を活用して「まにわく」に投資を始めたとします。選んだファンドは予定分配率が年率6%で、運用期間が2年の短期型ファンドです。

年次	元本	分配金（税引前）	分配金（税引後20.42%控除）
1年目	300,000円	18,000円	14,674円
2年目（累計）	300,000円	18,000円	14,674円
合計収益	300,000円	36,000円	29,348円

結果として、2年間で約2万9,000円の利益を得られる計算です。このように、少額から安定した収益を生む仕組みが魅力的です。

60歳の退職者Bさんは、余剰資金の1,000万円を定期預金ではなく「まにわく」で運用することを決めました。選んだファンドの予定分配率は年率7%で、運用期間は3年です。

年次	元本	分配金（税引前）	分配金（税引後20.42%控除）
1年目	10,000,000円	700,000円	557,060円
2年目	10,000,000円	700,000円	557,060円
3年目	10,000,000円	700,000円	557,060円
合計収益	10,000,000円	2,100,000円	1,671,180円

退職後の生活費補填や資産運用先としても「まにわく」は有効であることがわかります。

「まにわく」は、次のようなタイプの投資家に向いています。

タイプ	理由
少額から資産運用を始めたい人	最低投資額が10万円と低額なので、投資初心者でも気軽に始められる。
忙しいサラリーマンや兼業投資家	維持管理や運営を運営会社が代行するため、手間がかからない。
低リスクで安定収益を求める人	優先劣後システムにより、元本が比較的保護されているためリスクが低い。
流動性を求める短期投資家	運用期間が数ヶ月～3年と短期間のファンドもあるため、資金の回転が早い。
定期預金より高利回りを望む人	定期預金の利回りを大きく上回る分配率（3%～10%）が期待できる。