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【REDMI 15 5G】レビュー 7000mAhの怪物バッテリーとAI搭載で3万円台は「買い」か?

暮らし

スマートフォンのバッテリー残量を気にして、モバイルバッテリーを持ち歩く日々に疲れていませんか。あるいは、大画面で動画や電子書籍を楽しみたいけれど、タブレットを持ち出すほどでもないという悩みをお持ちではないでしょうか。

2025年12月19日に発売の「REDMI 15 5G」は、まさに「バッテリーの不安」と「画面の狭さ」を一挙に解決する一台です。7,000mAhという規格外の大容量バッテリーを搭載しながら、おサイフケータイや最新のAI機能まで網羅し、それでいて3万円台からという驚異的なコストパフォーマンスを実現しています。

この記事では、実際にREDMI 15 5Gを生活に取り入れた時にどのようなメリットがあるのか、逆にどのような点に注意すべきかを、プロの視点で詳しく解説します。

規格外のスタミナ 7,000mAhバッテリーが変える日常

スマートフォンの買い替え理由として常に上位に挙がるのが「バッテリー持ちの悪化」です。REDMI 15 5Gは、この課題に対して真正面から回答を出しています。

2日充電なしでも余裕? 驚異の持続力

一般的なスマートフォンのバッテリー容量は4,000mAhから5,000mAh程度が主流ですが、REDMI 15 5Gはそれを大きく上回る7,000mAhを搭載しています。公式のデータでは最大2.26日間の使用が可能とされており、これはライトな使い方であれば、一泊二日の旅行でも充電器を持たずに出かけられるレベルです。

具体的な利用シーンを想定してみましょう。たとえば通勤や通学の往復で動画を視聴し、昼休みにSNSをチェック、帰宅後も充電せずにそのまま就寝前の読書を楽しむ。こうしたヘビーな一日を過ごしても、バッテリー切れの警告に怯える必要はほとんどありません。

特筆すべきは、特定のコンテンツ消費における持続時間です。

音楽再生なら最大108時間、動画再生で最大25時間、そして電子書籍の読書なら最大30時間というデータがあります。長時間のフライトや新幹線での移動中、映画を数本観続けてもまだ余裕があるというのは、エンターテインメントを楽しむユーザーにとって非常に心強いスペックです。

寒冷地でも落ちないパフォーマンス

バッテリーは温度変化に弱いという弱点がありますが、本機はチップや素材の強化により、耐寒性能も向上しています。マイナス20度の環境下でも、動画再生が最大12時間、通話が最大7時間可能というデータがあります。

冬場のスキー場や、寒冷地での屋外作業など、通常のスマートフォンでは急激にバッテリーが減ってしまうような過酷な環境でも、連絡手段を確保できる信頼性の高さは、このモデルの隠れた大きな強みと言えるでしょう。

もはや「スマホ兼モバイルバッテリー」という新提案

この7,000mAhという容量は、ただ自分のためだけに使うのではありません。最大18Wのリバース充電機能に対応しているため、REDMI 15 5Gを親機として、他のデバイスへ給電することが可能です。

友人のスマートフォンの充電が切れそうな時や、一緒に持ち歩いているワイヤレスイヤホンのケースを充電したい時、ケーブルで繋ぐだけでモバイルバッテリーの代わりになります。

普段から重たいモバイルバッテリーを持ち歩いている方は、REDMI 15 5Gに乗り換えることで、荷物を一つ減らせるかもしれません。これこそが、本機が「バッテリーヒーロー」と呼ばれる所以です。

充電速度に関しては、33Wの急速充電に対応しています。7,000mAhという巨大な容量を満たすには時間がかかりそうですが、日常使いに十分な速度で回復できます。ただし、充電器は同梱されていないため、Xiaomi純正の33W電源アダプターなどを別途用意する必要がある点は留意してください。

6.9インチの巨大スクリーンがもたらす没入感

バッテリーだけでなく、ディスプレイサイズも「規格外」です。6.9インチというサイズは、スマートフォンとしては最大級であり、小型のタブレットに迫る大きさです。

動画と電子書籍に最適なFHD+ディスプレイ

画面解像度はフルHD+(2340×1080ドット)を確保しており、画質の粗さが気になることはありません。YouTubeやNetflixなどの動画配信サービスを楽しむ際、この大画面は圧倒的な没入感を生み出します。

また、電子書籍、特に漫画を読むユーザーにとっても6.9インチは魅力的です。吹き出しの文字を拡大せずに読めるサイズ感であり、見開き表示でも迫力を損ないません。最大輝度は700nit(標準値)あり、屋外でも一定の視認性を確保しています。

驚きの144Hzリフレッシュレート

エントリーからミドルレンジの価格帯でありながら、最大144Hzのリフレッシュレートに対応している点には驚かされます。リフレッシュレートとは、1秒間に画面が書き換わる回数のことで、数字が大きいほど映像が滑らかになります。

一般的なスマホが60Hz、少し良いモデルで90Hzや120Hzですが、144Hzはゲーミングスマホ並みのスペックです。WEBサイトのスクロールやSNSのタイムラインを流し読みする際、残像感が少なく、目が疲れにくいというメリットがあります。

AdaptiveSync技術により、表示しているコンテンツに合わせて自動でレートを調整してくれるため、無駄なバッテリー消費も抑えてくれます。

重さと大きさはトレードオフ

ここで一つ、購入前に必ず確認していただきたい点があります。それは「重さ」と「大きさ」です。

本体重量は約217gあります。最近の軽量なスマートフォンが170g前後であることを考えると、手に持った時にずっしりとした重みを感じるでしょう。

しかし、背面は四辺すべてがカーブした「クアッドカーブデザイン」を採用しており、数値以上に手にフィットする工夫が施されています。アルミ合金製のカメラデコレーションなど、質感にもこだわりが見られ、安っぽさは感じさせません。

片手操作は難しいサイズですが、両手でしっかり持ってコンテンツを楽しむスタイルの方には、むしろ安定感としてプラスに働くでしょう。

日常を支える処理性能と拡張性

心臓部には「Snapdragon 6s Gen 3」プロセッサが採用されています。これは最新のハイエンドチップではありませんが、日常の操作をスムーズにこなすための十分な実力を持っています。

普段使いには十分な処理能力

LINEやブラウザ、SNS、動画視聴といった一般的な用途において、動作にもたつきを感じることはほとんどないでしょう。6nmプロセスで製造されたチップは電力効率も良く、7,000mAhのバッテリーとの相乗効果で、長時間安定した動作を実現します。

メモリ(RAM)に関しては、4GBモデルと8GBモデルが用意されています。特筆すべきはメモリ拡張機能です。ストレージ領域の一部を仮想メモリとして使用することで、8GBモデルであれば最大16GB相当まで拡張可能です。複数のアプリを同時に立ち上げたり、少し重めの処理を行ったりする際に、この余裕が効いてきます。

もし予算が許すのであれば、後述するAI機能への対応状況も含め、8GBモデルを選ぶことを強くおすすめします。

日本独自機能もしっかり搭載

海外メーカーのスマートフォンでありながら、日本市場向けのローカライズが完璧になされている点も見逃せません。

まず、「おサイフケータイ(FeliCa)」に対応しています。SuicaやPASMOでの通勤・通学、iDやQUICPayでのコンビニ決済など、キャッシュレス生活をこの一台で完結できます。バッテリーが長持ちするため、改札を通る時に電池切れで焦るというトラブルも防げるでしょう。

また、IP64の防滴防塵性能を備えています。IP68のような完全防水(水没対応)ではありませんが、雨の中での通話や、キッチンで水しぶきがかかるといった日常のアクシデントからは十分に守ってくれます。

AI機能が変えるスマートフォンの使い方

REDMI 15 5Gは、ハードウェアだけでなく、ソフトウェア面でもGoogleとの連携により進化しています。特に「Gemini」や「かこって検索」への対応は、日々の情報収集を劇的に効率化します。

かこって検索で直感的なリサーチ

画面上に表示されているものを、そのまま検索できる「かこって検索」に対応しています。

たとえば、Instagramを見ていて気になった洋服や、YouTube動画に映り込んだ観光地など、アプリを切り替えることなく、その場で丸で囲むだけでGoogle検索が始まります。

スクリーンショットを撮って画像検索にかけるという手間が不要になるため、気になった瞬間に答えにたどり着ける快適さは、一度使うと手放せなくなります。

Geminiがアシスタントに

Googleの生成AI「Gemini」も統合されています。文章の作成や要約、アイデア出しの壁打ち相手として活用できるほか、「Geminiオーバーレイ」を使えば、他のアプリを使用中でもすぐに呼び出すことが可能です。

18歳以上対象という制限はありますが、学習や仕事の補助ツールとして、スマホが頼れるパートナーになります。

なお、高度なAI機能である「AI消しゴム」や、ダイナミックショット機能などは、8GB RAMモデルのみでの対応となる場合があります。AI機能をフル活用したい方は、モデル選びに注意が必要です。

カメラ性能:5,000万画素の実力

リアカメラには5,000万画素(50MP)のメインカメラを含むAIデュアルカメラシステムを搭載しています。

AIがサポートする撮影体験

5,000万画素の高解像度により、細部まで鮮明な写真を撮影できます。風景写真や料理の写真など、日常の記録用としては十分以上のクオリティです。

また、暗所での撮影をサポートする「AIスカイ自動ナイトモード」や、人物をより自然に美しく見せる「自撮りビューティーモード」など、シャッターを押すだけでAIが最適な補正を行ってくれる機能が充実しています。

「AI消しゴム」機能(8GBモデルのみ)を使えば、せっかくの旅行写真に映り込んでしまった他人や不要な物体を、撮影後に簡単に消去できます。高価な画像編集ソフトを使わずに、スマホだけで理想の一枚に仕上げることができるのは大きな魅力です。

スペック比較とモデル選び

ここでは、REDMI 15 5Gの主要スペックと、モデルによる違いを整理します。

基本仕様一覧

項目内容
プロセッサSnapdragon 6s Gen 3 (5G対応)
ディスプレイ6.9インチ FHD+ (最大144Hz)
バッテリー7,000mAh (33W急速充電 / 18Wリバース充電)
サイズ / 重量約80 × 169 × 8.4mm / 約217g
カメラリア:50MP AIデュアル / フロント:8MP
防水防塵IP64
おサイフケータイ対応 (FeliCa)
生体認証指紋認証 / AI顔認証
OSXiaomi HyperOS 2 (Android 15ベース)
カラーリップルグリーン / ミッドナイトブラック / チタングレー

4GBモデルと8GBモデル、どっちを選ぶ?

比較項目4GB / 128GB モデル8GB / 256GB モデル
価格 (税込)31,980円36,980円
メモリ拡張限定的最大16GB相当まで拡張可
ストレージ普通 (128GB)余裕 (256GB)
AI機能一部制限ありフル対応 (AI消しゴム、ダイナミックショット等)
おすすめユーザー価格最優先、ライトユーザー長く使いたい、AI機能を試したい

価格差は5,000円です。この差額でメモリが倍増し、ストレージも倍増、さらにAI機能の制限が解除されることを考えると、コストパフォーマンスの観点からは8GB/256GBモデルが圧倒的にお得であると言えます。長く快適に使いたいのであれば、迷わず8GBモデルを選びましょう。

REDMI 15 5G のメリット・デメリットまとめ

購入を検討する際の判断材料として、メリットとデメリットを率直にまとめます。

メリット(選ぶ理由)

  • 圧倒的なバッテリー持ち: 7,000mAhは正義です。充電のストレスから解放されます。
  • 大画面の迫力: 6.9インチ×144Hzは、動画視聴や漫画に最適です。
  • 日本仕様対応: おサイフケータイ対応でメイン機として運用可能です。
  • モバイルバッテリー代わりになる: リバース充電は緊急時に役立ちます。
  • 価格が安い: このスペックで3万円台は非常に競争力があります。

デメリット(注意点)

  • 重さと大きさ: 217gは重いです。ポケットに入れると存在感があります。
  • 充電器別売り: 急速充電の恩恵を受けるには、別途アダプタの購入が必要です。
  • 3Dゲームは苦手: 原神などの重いゲームを最高画質でプレイするにはスペック不足です(日常使いは問題ありません)。
  • 完全防水ではない: IP64はお風呂やプールでの使用を保証するものではありません。

用途別おすすめ設定と活用法

購入された方がより快適に使うための、用途別のおすすめ設定をご紹介します。

用途推奨設定・構成理由
動画・映画鑑賞リフレッシュレート自動 + 明るさ自動調整ON144Hzの滑らかさを享受しつつ、バッテリー消費を最適化するため。
通勤・通学おサイフケータイ設定 + イヤホン併用改札も買い物もスマホ1つで完結。万が一イヤホンの充電が切れたらスマホから給電。
高齢の家族用文字サイズ「大」 + シンプルモード(あれば)画面が大きいため、文字を大きくしても情報量が多く見やすい。充電頻度が少なくて済むのも利点。
サブ機として8GBモデル + 格安SIM運用メインスマホの充電切れ対策(モバイルバッテリー代わり)兼、テザリングルーターとして活用。

価格と発売情報

REDMI 15 5Gは、2025年12月19日(金) に発売されます。

市場想定価格は以下の通りです。

  • 8GB / 256GB モデル:36,980円(税込)
  • 4GB / 128GB モデル:31,980円(税込)

カラーバリエーションは、爽やかな「リップルグリーン」、定番の「ミッドナイトブラック」、高級感のある「チタングレー」の3色が展開されます。

総評:実用性を極めた「頼れる相棒」

REDMI 15 5Gは、最高性能を競うハイエンドモデルではありません。しかし、「充電が持たない」「画面が小さい」「値段が高い」という、多くのユーザーが抱える現実的な悩みを、非常に高いレベルで解決した実用的なスマートフォンです。

特に、モバイルバッテリーを持ち歩きたくない方、動画や漫画を長時間楽しみたい方、そして子供や高齢の家族に持たせる「充電の手間が少ない連絡用端末」を探している方にとって、これ以上の選択肢は現状少ないでしょう。

3万円台という価格設定を考えると、その価値は十分にあります。特に8GBモデルのコストパフォーマンスは群を抜いています。

もしあなたが、日々の生活でバッテリー残量を気にすることに疲れているなら、REDMI 15 5Gはそのストレスを解消してくれる最適な選択肢となるはずです。

発売日は12月19日です。まずは店頭でその画面の大きさと、意外と手に馴染むカーブデザインを体感してみてはいかがでしょうか。新しい「充電を気にしない生活」が待っています。

この記事を書いた人
kauwo

国立大学卒。成人男性です。
最新のテクノロジーやガジェットに常に注目し、日常生活で学んだこと等をシェアしています。

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